【メンバーブログ】ヴァイオリン 新福明子
本日のブログ担当は
セカンドヴァイオリンの
新福明子さんです!
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皆さま はじめまして!
プチオケのセカンドバイオリンを担当しています😊新福明子と申します。
今回は自分の担当するセカンドバイオリンについてお話したいと思います!
まずはオーケストラでバイオリンは2つのパートに分かれて演奏するのをご存知でしょうか?
主にメロディ(主旋律)を担当するのがファーストバイオリン。オケの花形、コンサートマスターもこのパートです。
一方、セカンドバイオリンはというと…
基本的にファーストよりも低い音域を弾いています。ファーストと共に主旋律を弾くこともあれば、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとブンチャチャと伴奏に回ることもあります。
ファーストよりも音域が低く聞こえにくいですが実は役割がコロコロ変わって忙しくしているパートなんです。
(ヴィオラも似たような仕事していてヴィオラとともに内声と呼ばれます)
曲によっては伴奏ばかりで一度もあの有名なメロディを弾けない…なんてことも!!
(例 : 威風堂々、モルダウ)
セカンドに限らず弦楽器は息継ぎしなくて良い分、主旋律を弾いた後に休符も無いまま即伴奏に移ることもよくあるので音の雰囲気を変えなければならずとても右手のコントロールが難しい…(野球!?笑)
この対策として大人数のオーケストラでは
・主旋律を最後までしっかり弾く人
・次のフレーズ(伴奏)へいち早く準備して入る人
とパート内でも役割を分担しながら弾くことがあるのですが…
ご存知の通りプチオケの売りは1人1パート…Σ(・□・;)
上記の奥の手が使えません!
こ…これはもう頑張るしかない!
言い換えればここが腕の見せ所です!!
弦楽器はどのパートにもこの技(?)を使うところが出てきますが、おそらく内声パートが1番バタバタしています。(顔には出しません)
ですので、プチオケの演奏会にお越しの際は少しだけ内声パートにも目と耳を傾けてみてください。
主旋律と伴奏を見事に弾きこなす姿、見られるかもしれません(^^)/
少しだけオーケストラの面白さが深まるかも…?!
大変ですが綺麗なハーモニーを作り上げられた時にとてもやり甲斐を感じられるパートでもあります。
日々精進していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします!
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【おまけ】
実はこの曲の出、セカンドがやっていてドキドキしてる曲。
(例 : 魔笛、運命)
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